お問い合わせ先:080-5069-5982(清水)
近年、世界のサッカーは飛躍的に進化し選手に求められる個の強さや想像力・戦術能力が必要とされております。
ロシアワールドカップでは前回優勝のドイツが予選で敗退しフランスが優勝しました。今回大会の特徴は得点の約4割がセットプレイ(特にコーナーキック)から生まれていることとボールポディッション(保持率)の高いチームが必ずしも勝てる訳でなく守備をより組織的に行いカウンターから得点を奪いに行くチームが多く勝つ事ができた事、またフランスのように個の強さと良く組織された戦術で戦うチームが優勝したことは前回大会との違いをはっきり示しております。どのチームもワールドカップで勝つ為には進化し続けなければ勝てない時代になっております。
ワールドカップで日本が初めてベスト16に入ったのは日本協会が世界のサッカーとの差を埋めるために様々な日本の課題を抽出して各育成年代ごとに習得すべき技術を伝達し選手・指導者の育成に勤めた事で、海外のリーグで常にハイプレッシャーでの戦いを経験する選手が増えたことが大きな要因で、海外で活躍するような選手の育成に勤めた事にあります。
秩父地域では毎年遠方のチームに参加する選手が数名おりますが、成長期の年代では、毎週5日前後、片道1時間から1時間半かけて練習と試合に参加しなければならなく、選手の身体的な成長や保護者の協力も大きな負担となってきています。この中学校年代は、多感な時期でもあり、家族との関わり・友達同士での小社会の形成・勉強など、今後の人生に一番影響を受ける時期でもあり、無理して遠くに通うより時間を有効に使える事を選択する事がとても重要だと考えております。
中学校の部活動は、少子化により今後学校単位での活動は困難な状況にあり廃部の学校も多くなりました。学校により格差が大きくあり、恵まれた環境で指導を受けられない選手が多く、せっかく優れた資質をもちながら、専門的な指導が受けられない子どもたちもいます。
クリエイティブな優れた選手の育成